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BGA TRAY 棚置き構造の問題と対策 2013年1月27日更新

BGA TRAY 棚置き構造の問題と対策


 今までの棚置き設計は、基板端からボールまでの距離が十分あったため、問題は起きませんでした。
 しかし、最近では、基板端からボールまでの距離が小さくなっていて、棚部分も小さな幅しか取れない状態
 となっています。
 そのため、PKGが対角線方向でハマリ込んでしまう現象が出てき始めています。
 貴社の設計開発に合わせてご提供いたしますので、お気軽にご相談ください。



今までは“A”幅が十分あったために問題はありませんでした。
bga_tray_1_506x175.jpg

最近は“A”部幅が小さくなっているため、ハマリ込んでしまいます。
bga_tray_3_562x195.jpg

【ハマリ込み現象】
bga_tray_2_876x506.jpg

原因
下図のように、PKGの“a”と“b”2面がTRAYの“a”と“b”2面に完全接触しているため、PKGが自重で戻らなくなっているものと考えられます。
bga_tray_4_582x354.jpg bga_tray_5_582x354.jpg



対策
下図のように、PKGとの接触箇所を、3カ所から“R”を付けて1箇所に減らし、PKGが戻りやすい様、“20°以上”のテーパーを付けます。
(このテーパーもPKGとトレイを接触させない効果があります)
bga_tray_6_780x415.jpg
c : Rを付けます
d : テーパーを付けます
bga_tray_7_780x415.jpg
※ 接触はPKG角1箇所となるため、
  PKGが元に戻り易くなります。

◎ この対策トレイは、既に製品化されており、特許も取得済みです。